足と腕のリハビリに頑張った日々

心臓弁交換手術 闘病回想録

 Designed by rawpixel.com / Freepik

心臓の手術の時の病院滞在は2か所の病院で3ヶ月ずつの計6ヶ月お世話になりました。

最初の入院一ヶ月目は、こんな私でも生死をさまよっていたようで昏睡状態だったようです。

私は2018年6月の丸一ヶ月の記憶がございません。

 

2018年の自分の誕生日あたりから目が覚めたみたいで気が付けば病院のベッドの中でたくさんの管が機械と繋がっていて両手が黒くなっていて足の指も黒くてただただ目に入る光景にびっくりでした。

 

自分に何が起こったのかよくわからず記憶を戻してみると2018年5月末に透析クリニックに向かってる時にちょっと息苦しさを感じたので急遽ER(救急病棟)に行くことにしたのでした。

ERで酸素吸入など記憶がありますが、それから一ヶ月何もわからなくなっていました。

目が覚めたらロサンゼルスの大学病院USC Keckという私のいつもの病院ではなかった。びっくり。

USCで心臓の弁の交換手術をしたそうです。

なんせ当本人の私は何も覚えてない。

手術やら術後の痛みやらもわからなかった。

ドクターから家族に危ないと言われたようで、慌てて沖縄から兄や東京から従妹も駆けつけてくれて

そして沢山のお友達もお見舞いに来てくれてたのに昏睡状態だった私には何もわからない最初の一ヶ月でした。

話によると時々目も明けてたようですが何もわかりません。

心臓の手術の前に、お世話になってる牧師さん夫婦が病院に来て下さり洗礼式を急遽行ってくれ残念ながら記憶にはございませんが晴れてクリスチャンになりました。

これも私の計画の中では、腎移植前に首下のキャセターが取れたら教会のプールで洗礼式を受ける予定で待ってもらっていたのでした。

まさか心臓の弁に問題があるとは知らずに

腎移植の手術どころか心臓の手術になろうとは思いもしませんでした。

クリスチャンの従妹が牧師さんにお願いをして急遽病院で洗礼式をしていただけて手術から術後までイエス様に守って頂けました。

いとこの素早い判断で手術前に洗礼が受けれた事に本当に’感謝しています。

と言う事で私は、命拾いしました。

 

無事にこの世に生還出来て、何よりも大好きな家族やお友達に会えてお話が出来てうれしかったです。

お話と言っても喉には酸素吸入のための管が通されていて空気が抜けて声にならなっくて見舞いに来てくれたお友達も大変聞きづらかったかと

腎不全なので透析も受けていましたしその関係の管も付いていましたね

食事が出来てないので胃につながってる管がリキッドフードが毎日の食事でこれで生きてこれた。

栄養の計算された液体の食事は点滴みたいにつるされて胃に直接入れられ5か月間お世話になりました。

それから記憶にあるのはタンが絡んだ時に喉の管からちょっとした吸引で取るのですが何時も喉がすっきりしなくってちょっと辛かったな

もう一つ嫌だったのが喉にある管とつなげて呼吸のためのトレーニングのかは定かではありませんがこれが呼吸がちょっと苦しい感じになって嫌いでしたがやる事がとても大事なことのようでこの機会に繋げられるのが嫌いだったけど頑張ってやり遂げた。

入院中の記憶たどっていますが肺に水が溜まってるとの事で、背中から液体排出のために、また管を通され液体抜かれたことで呼吸も楽になりました。

心臓の弁の交換手術後の傷跡も丁寧に毎日だったか一日おきだったか覚えてないけど取り換えてくれて術後傷跡の経過も念入りにチェックしてくれていました。

壊死から復活した分もありますが壊死した右下腕に左指5本に両足指も担当のドクターが毎日丁寧にケアしていただきました。バイオニックアームのお話もして下さり多分右足指は復活したのでもしかすると左指も右足指のように復活するかも

と言ってくれてましたが残念ながら全足指の復活はダメでした。左足3本は2019年3月の手術で第一関節分は切断となりましたが足の指がなくなるとバランスが取れずに歩く事に問題が出てきますが3本指先がなくなりましたが問題なく歩けます。

感謝です。

そして

退院後はアメリカのナーシングホームに入居して足のリハビリでナースステーションの周りを毎日歩いてました。

その時の私の右下腕は壊死してたので真っ黒、小指以外の左指4本も壊死してたので真っ黒でした。

2018年12月に2つ目の病院を退院してリハビリの為にナーシングホームに転院でした。

そこでは歩く練習に腕の筋力アップのリハビリに励んでいました。

2019年1月に退院をして心臓の手術後なのでちょっと落ち着いてから切断手術予定でしたので2019年3月に地元の病院で切断手術を受けまたまた5日間入院後にリハビリと切断の傷のケアの為にナーシングホームに転院でした。

 

面白いことにその時のナーシングホームは日系で日系のおじいちゃんおばあちゃんがいっぱい入居してるナーシングホームでした。

お隣さんは偶然にも沖縄出身のおばあちゃんでした。

手がないので車いすに乗って運動をしにジムまで足で移動してたので足にはいい運動になりました。

ジムに着いてからは筋力アップのエクセサイズにナースステーション周りを歩け歩けで歩く練習

腕も筋力アップでウエイト付けて頑張った。