乳がん 0期

乳がん 初期 ステージ0 闘病回想録

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2013年の乳がん0期の事、思い出して書いてみます。

乳がんの告知は、2013年の年が明けた1月頃だったと思います。

20代で東京でOLしてた私の若い頃、胸にしこりがあったので東京女子医大で検査してきました。

結果は乳腺繊維腺腫と言われ良性なので特に手術で取る必要はないとの事でした。

注射器でしこりから液体を吸い出して終わりと

確かにしこりはなくなりほっとした記憶

面白いことにしこりが4,5年毎に繰り返していました。

しこりを感じては、病院で前回のように注射針で抜き取るを2回か日本で経験してアメリカに移住してからも同じようにしこりが出てきて、乳腺繊維腺腫と判断されていたことを日本人のドクターに伝え同じように処置してくださいました。

が、2013年に感じたしこりは今迄のしこりとは全然別物と分かりました。

今までの良性と言われた物は触った感じがぷくぷくお餅みたいな感じでしたが、悪性は平べったい感じで触った感じが全然違った。

2012年の終わり頃に気付きその年は初めての腎不全で何かとバタバタしてたので年明け早々に検査に行かないとと思っていました。

2013年年明け早々に検査に行ってきた結果が乳がん 初期 0期とも言うそうです。

乳がん 初期と診断が出ました。

結果が出るまで恐ろしく怖かったですし、結果が出た日はナースと電話口で泣いてお話を聞いていた。ナース曰くとても早い時期のがんなので大丈夫よとなだめられながらも私の頭の中は、癌は癌。

初期だろうが後期だろうが私の頭をゴーンと殴りつけた病気には変わりはない。

すごくショックでした。腎不全の次は癌???

病気続きで納得いかないし頭の中は??????????????????????????????

泣いてばかりもいられないし次にすることを考えなくてはいけなかった。

悪いものを体の中に持ってるのが、とても嫌だったのでドクターに部分摘出と全摘出の生存確率やら再発確率の説明を受けた後、即座に考えがまとまり左右乳房全摘出を手術でお願いしました。

それからは早かったですね。10日か2週間も待たずに摘出手術でした。

あれよあれよと摘出手術が終わり乳房再生手術も同じ摘出手術日に私の胸にシリコンが入りました。

癌は左の胸の上側にありました。右にはありませんでしたが同じく右の乳房も摘出してもらいました。

理由は私の両胸は良性のしこり乳腺繊維腺腫持ちだったので前から悪性が見落とされる場合もあるので定期検診をお勧めされていました。

定期健診も行っていましたしとケアしていましたが、いざ癌となった時はショックでしたが悪いものを持ち続けたくなかったのと、癌細胞のない右の胸にも癌が出来ないとは保証なかったのでこの先何年後に出来るかもしれない不安を抱えるのもいやだった。癌の場所を無くしたかった。

それで右の乳房も全摘出

ぺしゃんこの胸にせめてシリコンで再生させてもらい、外見は小さいながらも可愛い胸が出来上がりましたね。笑

友達はいい機会だから大きいのいれれば、よかったんじゃないと言ってたけど大きな胸で肩こりの経験もないけど、肩が凝りそうで嫌だったので自分の小ぶりサイズにしてもらった。笑

摘出と再生手術は同じ日でしたが、術後に小さい問題がありました。

右胸が少しずつ腫れてきてドクターに話して調べてもらったところ、毛細血管から出血が見られるということで急遽簡単な手術で、再度傷口から開けて出血を止める手術を終え病院に1泊した翌日家に帰る事が出来ました。

あとは大きな問題もなく5年後2018年のキャンサーフリーまで頑張ってドクター通いしました。

どんな検査をしたか記憶を辿ってみます。

マンモグラフィー検査に超音波検査で乳がん可能性ありで、細胞診検査をして結果乳がん 初期の0期と判断されました。

治療としては癌細胞摘出手術その手術の際に、リンパまで癌細胞が見つかった場合には放射線治療も必要かもとの事でしたが、結果リンパにいってないとの事で放射線治療はなしでした。

あと薬物治療では、確かタモキシフェンを一日一錠飲んでいました。

抗がん剤治療もなしでした。

2020年現時点でキャンサーフリー7年です。